製造部の 徳岡 拓万。企画から製品化まで一貫生産をおこなう当社だからこそ、幅の広い業務の経験と加工技術を身につけることができるという。

私は現在、製造部の係長として冷間鍛造の工程を管理しています。
当社の魅力は、業界で唯一の一貫生産体制により、生産の流れを全て見ることができること。
そして、メーカーとして多種多様な製品ラインナップがあり、様々な加工技術を経験できることです。前後の工程のメンバーとも情報交換を行うことも多く、幅広い加工技術を身につけることができますし、仕事を通じて社内外問わず様々な方と出会うことのできる環境は、とても刺激的です。

全員が積極的にスキルアップを図る姿勢が当社の高い技術力に結びついています。

私は意欲的に仕事に取り組む姿勢＝「現場力」が、製造職に求められるスキルだと考えています。従業員が１０００人規模のメーカーの場合、一人一人の仕事内容や役割が明確だと思います。しかし当社は３００人ほどの会社です。みんなが任された役割以上の仕事を行うことにより、より良い製品を生み出しています。私はこの何事も主体的に取り組む組織こそ、当社の強みの一つだと考えています。加工技術一つにしても、自分の担当している部門はもちろんのこと、他の加工技術も習得しようという気概があります。みんなが積極的にスキルアップを図る姿勢が、当社の高い技術力に結びついています。
私自身もこの「主体的に動く」ということに重きを置いて仕事に取り組んでいます。
仕事でも何でもそうですが、「楽しい・楽しくない」は自らが進んで取り組んでいるかどうか。何事も主体的に取り組むことで、苦しいときも苦しいときも楽しく日々の業務を務めることができています。

自分の才能や新しい自分への認識は第一志望からのみ生まれるわけではありません。視野を広げて就職活動に臨んでください。

就職活動を行っている皆さんには、「こんな会社で働きたい！」「こういう職種に就きたい！」といった様々な夢や想いがあると思います。ですが、必ずしも第一志望の企業に就職できるとは限りません。しかし、就職活動が不本意な結果に終わったとしても落胆しないでください。自分の意志とは裏腹にそういう場所の方が、自分の才能や新しい自分を発見できるのです。
また、私自身がそうだったように、皆さんにも「こだわり」や「意志」といったアイデンティティが必ずあると思います。もちろんその個性はとても大切ですが、固執しすぎると貴重なチャンスを逃してしまうことがあります。自分の苦手なことをやってみるなど、変化を楽しんでください。皆さんが思ってもみないところに活躍できる環境が必ずあります。そしてKTCは変化を楽しめる人には最適な会社です。