
モノがあふれる今だからこそ、納得するまでやりとおす
兵庫県出身。大学を卒業し2013年に新卒採用にて入社。
汎用的なハンドルツールや自動車専用工具をはじめ、OEM製品など数々の商品開発に従事。
デザインアワードを受賞した製品も多く手掛けている。
趣味は野球と家族団らん。
01 経歴と入社のきっかけ

これまでの経歴を教えてください
小学校から大学まで野球チームに所属しており、今も会社の野球部に所属しています。身体を動かすことも好きですが、人と会話し、まとめる立場を任せてもらえる機会が多く、部活の主将を務めたこともあります。
現在は、開発部で新商品の開発を担当しています。
02 入社の決め手
KTCを知ったきっかけや入社の決め手を教えてください。
とある研究室に所属していたのですが、研究室の教授がバイクレースに参加しており、KTCのことをご存じでした。
僕自身は、KTCを知らなかったのですが、教授の勧めで会社見学をすることに。その時、フラグシップモデルである「nepros」の製品説明を受け、この小さな工具一つに真摯に向き合うプロの姿に深く感動し、入社を決意しました。
03 開発の魅力

業務での苦労やこだわりについて
教えてください
僕の信念は「疑問を持ち、課題を探す」ということです。
どんなに大変な課題だったとしても、諦めずに納得するまでやり通す。そう決めて、細部にまでわたって考え抜き、最適解を探しています。
KTCは、品種ごとに異なる”プロフェッショナル”が求められるので、一つひとつのハードルが高いのですが、従来と異なる加工方法を提案・検討したり、新たなパートナ―企業と製品化を実現するなど、どんどん新しいことにチャレンジしています。
構想や試作、量産まですべてのステップで失敗がつきものですが、原因を突き詰め、課題解決することで乗り越えてきました。
野球部で培った粘り強さも活きていると思います。
常に真摯にと、入社前に感じたことを維持する気持ちを大切にしています。
これから解決したい課題や挑戦したい事を教えてください
大小問わず、課題を解決した時、お客さまから嬉しい反応をいただいた時。それまでの苦労がすべて吹っ飛び「開発してよかったー」と思う瞬間がたくさんあります。これまでリリースした製品の中には、国内外のデザインアワードを受賞しているものもあります。用途に応じた柔軟性や空間の有効活用だけでなく、構造的な発想や細部へのこだわり、作業者の安心感など、受賞理由はさまざまですが、自分たちの手で生み出した工具が、世界を変えているのだと思うと胸が躍ります。
僕が新卒だったころとは大きく様変わりし、既に多くのモノが溢れかえっているように見えますが、だからこそ発見できる「疑問」や「課題」があると思います。変化し続ける社会のニーズにしっかり応えるため、世の中にある製造方法や設計方法を学び、新たな工具づくりに生かすことが僕の課題であり、挑戦です。
たくさんの人に評価いただけるものづくりを突き詰め、「あの人の開発なら、間違いない!」といわれるような、開発のプロを目指しています。
世にないものを生み出すことに興味がある方は、ぜひとも一緒に歩んでいただきたいです。